タロットと星座の対応一覧:78枚の星座・惑星・デカン
タロットと星座の対応は、1880〜1890年代にイギリスの魔術結社ゴールデン・ドーンがまとめた対応表にもとづいています。アーサー・ウェイトもこの結社の一員だったので、1909年のウェイト版も同じ対応表の上に作られています。78枚すべてに占星術上の「住所」があり、大アルカナのうち12枚は星座に、7枚は惑星に、3枚はエレメントに対応します。小アルカナの2〜10は、黄道の36のデカンを分け合っています。
対応は下の3つの表にまとめました。星座、惑星、エレメントの順です。表のあとで、デカンとは何か、リーディングで対応をどう使うかを説明します。
タロットと星座の対応:大アルカナ
それぞれの星座に大アルカナが1枚、小アルカナが3枚あります。小アルカナは星座の10度ずつに1枚です。デカンの日付は平均です。太陽が星座に入る日は年によって1日ほどずれます。
| 星座 | 大アルカナ | デカン:カード・支配星・時期 |
|---|---|---|
| ♈︎ 牡羊座 | IV 皇帝 | |
| ♉︎ 牡牛座 | V 法王 | |
| ♊︎ 双子座 | VI 恋人 | |
| ♋︎ 蟹座 | VII 戦車 | |
| ♌︎ 獅子座 | VIII 力 | |
| ♍︎ 乙女座 | IX 隠者 | |
| ♎︎ 天秤座 | XI 正義 | |
| ♏︎ 蠍座 | XIII 死神 | |
| ♐︎ 射手座 | XIV 節制 | |
| ♑︎ 山羊座 | XV 悪魔 | |
| ♒︎ 水瓶座 | XVII 星 | |
| ♓︎ 魚座 | XVIII 月 |
対応の多くは、ウェイト版の絵にそのまま描かれています。皇帝の玉座には牡羊座のしるしである牡羊の頭が彫られています。力のカードでは女性がライオンをなだめています。恋人には二人の人物が描かれ、このカードは双子座に対応します。
タロットと惑星の対応
肉眼で見える7つの古典惑星には、それぞれ大アルカナが1枚ずつ割り当てられています。天王星、海王星、冥王星はあとから発見されたため、ゴールデン・ドーンの体系には入っていません。近代の著者たちは、この3つを「エレメント」のカードである愚者、吊るされた男、審判に割り当てました。表では近代の追加として示しています。
| 惑星 | 大アルカナ |
|---|---|
| ☉︎ 太陽 | XIX 太陽 |
| ☽︎ 月 | II 女教皇 |
| ☿︎ 水星 | I 魔術師 |
| ♀︎ 金星 | III 女帝 |
| ♂︎ 火星 | XVI 塔 |
| ♃︎ 木星 | X 運命の輪 |
| ♄︎ 土星 | XXI 世界 |
| ♅︎ 天王星 (近代の追加) | 0 愚者 |
| ♆︎ 海王星 (近代の追加) | XII 吊るされた男 |
| ♇︎ 冥王星 (近代の追加) | XX 審判 |
スートとエレメント
各スートはエレメントに対応し、エースはそのエレメントのいちばん純粋な形です。同じエレメントの星座は同じスートに入ります。牡羊座、獅子座、射手座のデカンはすべてワンドです。
ゴールデン・ドーンでは、世界は土星のカードで、2つめの対応として地のエレメントも持っています。そのため地の行に入っています。
デカン:10度ごとの小アルカナ
デカンは星座の3分の1、黄道の10度分です。この区分はヘレニズム期の占星術から来ています。デカンはそれぞれ7つの惑星のどれかが支配し、順番はカルデア順です。火星、太陽、金星、水星、月、土星、木星、そしてまた最初に戻ります。牡羊座の第1デカンは火星です。
こうして小アルカナにも二重の住所ができます。ワンドの3は牡羊座の太陽で、だいたい3月31日から4月10日です。最初の成果、遠くを見渡すこと、船の帰りを待つことというこのカードの意味は、太陽が力を増していく春の牡羊座と重なります。
エースはデカンの上に立ち、それぞれのエレメント全体を表します。
コートカードにも黄道の30度ずつの範囲が割り当てられていますが、その境目は流派によって違います。ゴールデン・ドーンはコートカードをウェイトとは違う名前(ナイト、クイーン、プリンス、プリンセス)で呼び、ウェイト版の名前への置き換え方について著者の意見が分かれています。そのため表には入れていません。
リーディングでの使い方
- もう1つの層を足す。 塔が出たら、それは火星のカードです。ネイタルチャートで火星がどのハウスにあるかを見ると、急な変化に気をつける分野のヒントになります。
- 自分の星座のカードを知る。 太陽が乙女座なら隠者、射手座なら節制です。自分の星座のカードがよく出るなら、そのときに何を聞いていたかに注目します。
- デカンを締め切りとして読まない。 デカンの日付は太陽の動きを示すもので、質問した出来事にはそれ自身の時間があります。ワンドの3は春の牡羊座のテーマで読みます。始めたことが最初の実を結び、もっと先を見る時期です。
自分の太陽、月、アセンダントはネイタルチャート(無料)で分かります。それぞれの惑星がどのハウスにあるかも表示されます。
占星術ではなく数秘術で「自分のカード」を出す方法もあります。生年月日の数字を足す方法で、タロットのソウルカードとパーソナリティカードで説明しています。