ホロスコープ・スプレッドのやり方:12ハウスの並べ方と読み方
ホロスコープ・スプレッドは、星占いのホロスコープの円をそのまま写したタロットの並べ方です。12枚のカードを円形に置き、1枚ずつがお金から友人関係まで、生活のひとつの分野を担当します。細かい質問がなくても全体像が見えるので、誕生日やお正月、大きな変化の前によく使われます。この記事では、並べ方、各ポジションの意味、読む順番を説明します。
ホロスコープ・スプレッドの並べ方
カードは、ネイタルチャートのハウスと同じ順に置きます。1枚目は左、時計の9時の位置です。そこから反時計回りに進み、2枚目と3枚目は下へ、7枚目は右、10枚目はいちばん上に来ます。13枚目を中央に置くかどうかは自由で、置いた場合はその期間全体のトーンを表します。
- 期間を決める。 このスプレッドは一定の期間を見ます。誕生日からの1年、これからの半年、ひとつの季節などです。日付と一緒にメモしておきます。
- シャッフルして、 1ハウスから12ハウスまで1枚ずつ置きます。
- 順番にめくる。 「大事な」ハウスに飛ばないようにします。すべての分野を並べて見ることが、このスプレッドの意味です。
各ポジションの意味
| ハウス | 分野 | カードへの問い |
|---|---|---|
| 1 | 自分自身、見た目、物事の始め方 | 今の自分はどう表れている? |
| 2 | お金、持ち物、自己評価 | 自分の資源を支えるものは? |
| 3 | コミュニケーション、学び、近場の移動、きょうだい | 話しておくべきことは? |
| 4 | 家、家族、ルーツ | 家に必要なものは? |
| 5 | 創造、楽しみ、恋愛、子ども | 自分を喜ばせるものは? |
| 6 | 毎日の仕事、習慣、生活のリズム | 変えるとよい習慣は? |
| 7 | パートナーシップ、契約、表立ったライバル | 一対一の関係で起きていることは? |
| 8 | 共有のお金、ローン、親密さ、深い変化 | 手放すもの、分かち合うものは? |
| 9 | 遠くへの旅、学問、考え方 | 視野をどこへ広げる? |
| 10 | 仕事、評判、目標 | 仕事での次の一歩は? |
| 11 | 友人、仲間、これからの計画 | 自分を支える人や場は? |
| 12 | 休息、ひとりの時間、隠れたもの | 回復のために必要なものは? |
| 13 | 中央、全体のトーン | この期間をつなぐテーマは? |
このスプレッドが示すのはテーマです。6ハウスのカードは生活のリズムや仕事の習慣について語ります。健康のことは医師に相談してください。
ホロスコープ・スプレッドの読み方
まず円全体を見渡します。 大アルカナを数えましょう。大アルカナが出たハウスが、その期間の中心になる分野です。次にスートを見ます。ワンドが多ければ行動と主体性、カップなら気持ち、ソードなら決断と会話、ペンタクルなら仕事とお金がテーマです。
次に、ハウスを2つ1組で読みます。 向かい合うハウスは軸をつくり、同じ軸のカードはお互いを補います。
- 1と7:自分と相手
- 2と8:自分のお金と共有のお金
- 3と9:身近な世界と遠い地平
- 4と10:家と仕事
- 5と11:自分の楽しみとみんなの計画
- 6と12:毎日の務めと休息
たとえば10ハウスにペンタクルの8、4ハウスにワンドの4が出たら、この軸はバランスを示しています。仕事にはこつこつ続ける力が必要で、家には支えになる場所があります。
最後に中央を読みます。 13枚目は「この期間は全体として何についての時間か」に答えます。ほかのカードと見比べ、どのハウスが同じ方向を向き、どのハウスが逆を向いているかを確かめます。
難しいカードも同じように読みます。2ハウスの塔は、お金の計画が早めに確かめておきたい前提の上にあることを示します。来月の予算を見直してみましょう。
自分のネイタルチャートと合わせて読む
ホロスコープでは、どのハウスにもカスプの星座があり、惑星が入っていることもあります。ネイタルチャート(無料)を横に置くと、スプレッドが自分だけのものになります。たとえば10ハウスが山羊座で土星が入っていて、スプレッドではそこにペンタクルのキングが出たとします。どちらも、評判のために時間をかけて地道に取り組むことを示しています。
ハウスを出すには出生時刻が必要です。時刻が分からなくてもチャートは作れますが、ハウスとアセンダントは決まりません。
スプレッドのそれぞれのカードには、ウェイト版の体系で決まった星座や惑星もあります。一覧はタロットと星座の対応にまとめました。